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[古本]雑食動物のジレンマ 上下
[古本]雑食動物のジレンマ 上下
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雑食動物のジレンマ─ある4つの食事の自然史 上・下セット
著者:マイケル・ポーラン
出版社:東洋経済新報社
発売日:2009/10/23
雑食動物のジレンマ 上・下──ある4つの食事の自然史 は、アメリカのジャーナリスト・食文化研究者である マイケル・ポーラン が書いたノンフィクションです。原題は The Omnivore’s Dilemma。
ざっくり言うと、
「人間は“何でも食べられる”動物だからこそ、逆に“何を食べるべきか”で迷う」
というテーマを、めちゃくちゃ深く追いかけた本です。
本の中では、著者が実際に4種類の食事の食物連鎖をたどります。
- 工業化されたファストフード的な食事
- オーガニック大量生産の食事
- 地産地消・放牧中心の持続型農業の食事
- 狩猟採集による“自分で獲った”食事
そしてそれぞれについて、
- トウモロコシ中心の現代食品システム
- 畜産の仕組み
- 石油と食料の関係
- 「自然らしさ」とは何か
- 人間と他の生物との関係
- 倫理・健康・環境問題
みたいなテーマを横断的に掘っていきます。
特に有名なのが、
「スーパーの商品をたどると、驚くほど多くが“トウモロコシ由来”」
という話です。
食品だけじゃなく、
- 家畜の飼料
- 異性化糖
- 加工食品
- 肉
- 清涼飲料
まで、巨大な工業システムとしてつながっていることを暴いていきます。
雰囲気としては、
単なる健康本ではなく、
- 食の哲学
- 生態学
- 農業史
- 資本主義批評
- 人類学
が全部混ざった感じです。
読むと、スーパーの景色がちょっと変わるタイプの本です。
ある日、本棚を眺めていた。
背表紙の並びの中で、ひときわ“こちらを見返してくる本”がある。
雑食動物のジレンマ 上・下──ある4つの食事の自然史 。
正直に言う。
この本は、ただの「読んだ本」ではない。
読んだあと、コンビニのおにぎりを見る目が変わった。
牛丼屋の湯気の向こうに、トウモロコシ畑が見えるようになった。
スーパーの加工食品売り場で、私は静かに立ち止まるようになった。
つまりこの本は、
人類に対する“食のデバッグモード”を起動してしまう危険な書物である。
以来、本棚の特等席にずっと置いていた。
「これは手放せないな」と思っていた。
だが、ある朝。
オーガニックオートミールにナッツとブルーベリーを乗せながら、ふと思った。
「いや待て…この本、俺だけが独占していていいのか?」
本棚とは、本にとっての駐車場なのか。
違う。
本は読まれてナンボだ。
特にこの本は、読んだ人間を、
“ただ食べる人”
から、
“なぜ食べるのか考える人”
に変えてしまう。
そんな力がある。
だから今回、泣く泣く出品します。
もちろん名残惜しい。
かなり惜しい。
発送直前に「やっぱやめます」と抱きしめる可能性すらある。
でも、もしあなたが、
食べることが好き
自然や農業に興味がある
現代社会にちょっと違和感がある
「人間って結局なんなんだ?」と思ったことがある
なら、この本はかなり刺さると思う。
あと注意点として、読後はたぶんスーパーで原材料表示を見始めます。
突然「これ全部トウモロコシ由来では?」とか考え始めます。
家族に少し面倒くさがられる可能性があります。
それでも大丈夫な方へ。
この本、次の持ち主を探しています。
※書き込み破れ等はございませんでしたが、あくまでも古本という事をご理解ください。
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